先日、楽天電気からタイトルの通り料金上げますとのメールが。
ウクライナ侵攻等の影響で、燃料価格が急激に上昇。
企業努力ではどうにもならなくなったので、価格を見直しますとのこと。
具体的にやる事は、使用料金の改定・燃料費調整制度の撤廃を行います。
料金改定はともかく、燃料費うんたらってなんのこっちゃい？
て事で、自分の知識の整理のために調べました。
・燃料費調整制度
おおざっぱに言うと、
「今月は電気作るのにこんぐらいかかったから、使用量とは別に払ってな！」って事。
当たり前ですが、無から電気が作れる訳ではありません。
電気を作るには燃料が必要です。
ですが、日本はその燃料のほとんどを輸入で賄っているため、
今回のウクライナ侵攻などの世界の経済状況がモロに響きます。
色んな物が高くなってる今、その燃料も高くなってしまっているので、
とてもじゃないが採算とれねえ！ と言う訳で、
この燃料費調整制度の上限を失くしますよと。
上限撤廃と聞くと怖くなりますが、大事な事は
・実際どれくらいかかるのか
この一点です。
ここだけを落ち着いて考えます。
・まずは今までどれくらいかかってたか
実際のところ、今までこの燃料費調整制額はどのくらいだったんでしょうか？
自分の楽天電気の履歴を見たらこんな感じでした。
・2021年
6月 -326.30
7月 -314.88
8月 -277.50
9月 -102.34
10月 16.59
11月 131.57
12月 274.05
・2022年
1月 566.04
2月 725.76
ゴリっと上がってて草生える。いや笑えねぇ。
次はこの価格の今までの上限です。
僕は中国地方に住んでるので、39000ですね。
この上限額が失くなります。
ですが、一般家庭でこのあおりを食らうって事は無さそうです。
だって2月の分が725円で、ここから（今までの）上限越えるって、53倍ですよ53倍。
ジャンプのインフレじゃあるまいし。
仮にここまで上がったらもうどうしようもない。
なので、この燃料費調整制度に関してはそこまで気を病む必要はなさそう。
というか個人ではもうどうしようもないですしね。世界経済の状況なんて。
せいぜい上がり続けない様に祈るだけです。
次行きましょう！
・価格改定について
これはシンプルに値段上げますよってだけですね。
ガソリンも滅茶苦茶上がってて、車必須の田舎は辛いっす。
楽天で計算できるみたいなので試してみました。
使用量は、ほぼ一日中エアコンつけてた8月の「375kwh」。
電力エリアは「中国電力」
使用プランは「プランS」での計算です。
ちなみにこれは基本料金だけの計算です。
ここから更に、上記の燃料費調整額と、再エネ発電促進賦課金の追加が残っています。
同じ様な内容で中国電力のページで計算したらこんな感じでした。
一万超えてんじゃねーか！
夏場に熱中症で倒れるよか１００倍マシですが。
まあ一年のうち一番多く使ってた頃ですから、ここが天井とひとまず思いましょう。
じゃあ最終的にどうするかです。
・乗り換える？ 乗り換えない？
現在の予定では、僕の地方は今まで通りの使い方をするなら800円程度値上がり。
他社に乗り換えたら300円ほど楽天電気よりかは安くなるよって事ですね。
結論としては乗り換えません。
僕はありあまる楽天ポイントを全部、楽天電気と楽天でんわに全ツッパしてるので、
1000円前後の値上がりは（嫌なのは嫌ですけど）そこまで問題ではありません。
今後、電気代が上がるとしても、それはもう僕個人ではどうしようもないですし。
もう一つ乗り換えない理由として、楽天でんきへ再び乗り換える時に、
すんなりと行かないかもしれないからです。
受付を中止してる時が結構あるんですよ、楽天電気って。
差額がワンコイン程度なら、手間とそのへんのリスク考えたら乗り換えない方が良し。
と言うのが僕の結論です。
・最後に
今回、長々と書いて乗り換えないって結論を出しましたが、
僕個人の状況ではそれが最良って判断しただけです。
住んでる地域、使用量、支払い方、選択プランなどでいくらでも最良は変わります。
なので、今回の価格改定や電気会社の乗り換えなどで悩んでいる方は
・毎月の電気の使用量、使用状況（深夜によく使ってるとか）はどれくらいか
・そこから自分に一番得なプランは何か
の一番基本的なところをまず落ち着いて見直してみると良いんじゃないでしょうか。
僕が楽天でんきを選択し、今回も使い続けるのは
・楽天ポイントの使い所にちょうどいい
・電気代は会社間で千円も２千円も変わる訳ではない
の２つだけの単純な理由です。
逆にこれらが変わってくるなら、遠慮なく乗り換えます。
長くなりましたが以上です。
誰かの参考になれば幸いです。
