雑記

夢の巣のルールス ご臨終

本日3月8日に、モダンとパイオニアで「夢の巣のルールス」の禁止が発表。
そろそろ危ないと言われてましたが、とうとうご臨終となりました。
禁止理由としては、リンク先で以下のように語られています。

『モダンホライゾン2』発売以降、モダンは実験と探求の期間を楽しんできました。にも関わらず、《夢の巣のルールス》は普遍的な存在であり続け、複数のアーキタイプに渡りこのフォーマットに存在しています。

 《夢の巣のルールス》の使用率(Magic Onlineのリーグで4勝以上のデッキで31%)はモダンのプレイ体験を均一化させる要因になるところまで来ています。《夢の巣のルールス》をさまざまな戦略に組み込むために十分なデッキ構築上のコストはありません。

 ローテーションのない大きなフォーマットではよくあることですが、フォーマットの速度や他のさまざまな圧力が原因で、デッキに軽くて強いカードを可能な限り多く入れようとする強い動機がすでに存在しています。《夢の巣のルールス》は、軽くて多くの場合影響の少ないカードでデッキを満たすことのゲームの進行にに伴う弱さを補う強力な追加リソースを提供することにより、その動機を増大させています。

 このデータと、コミュニティの意見、そしてモダンのプレイヤーの使用可能なカードの選択肢の幅を可能な限り広く保ちたいという欲求により《夢の巣のルールス》はモダンで禁止となります。

https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035850/

要は皆がず〜っと言ってる事ですね。
単純にあらゆる面でルールスが強すぎる。

一度ナーフされたとはいえ、相棒と言うメカニズム自体が強いし、
カードプールが広がるほど、ルールスの効果も強くなっていく。

同じ相棒のケルーガ君が、あらゆる2コスト以下のカードは駄目なのに対し、
ルールスはインスタントやソーサリーはOKと言うのもなかなか謎っすね今となっては。

さて、モダンでルールスが入っていた環境トップデッキですが、
真っ先に思い浮かぶのは「ジャンドシャドウ」と「ハンマータイム」の2つ。
と言うか特に思い入れなければ、この2つに行き着くよねって感じ。

リソースの削り合いからのルールスで、大体「ミシュラのガラクタ」を吊り上げて、
ハンドをモリモリ回復というのをよくやられてました。
ガラクタのデッキトップ確認の効果も実質相手の手札を見ているようなもんで、
この動きがシンプルに毎ターンアドを稼いで強かった。

もちろん、上の画像2枚のカード持ってくるのも良し。
自分がルールス入れてないデッキ使ってる時は、駄目だこりゃあと眺めていました。

それが今後はなくなるので、少なくとも以前のように、
今こいつに除去を打ちたいが、そうするとルールスが咎められんみたいな
どちらにしても地獄みたいな事は無くなります。えがったえがった。

ちなみに自分のデッキはどうなのかと言うと、きついっちゃきついと言う感じ。
自分は下2枚をキーカードにした8 Whackというデッキを主に使ってます。

かなり行き急いでるオールイン系のデッキですので、
ルールスのようなカードは勿論喉から手が出るほど欲しいです。

ですが、右側の無謀な奇襲隊が問題で、このカードは3マナなのでルールスが入れられません。
こいつは2ターン目に10点ちかく叩き出す爆発力も秘めており、
良い感じの代用カードも見つかりませんでした。

フォーゴトンで登場した「雄叫ぶゴブリン」と言う新戦力で誤魔化せるかと思ったんですが
こいつにはマナが結構かかるため、無謀な奇襲隊ほどの爆発力はありませんでした。

なので、ルールスのリソース回復を取るか、一瞬の輝きをとるか、
爆発力と安定性、どちらにどのくらい振り分けるかが難しかったんですが、
ルールスの禁止でその悩みも必要無くなりました。
個人的には環境トップが弱体化したので喜ばしい方が大きいです。
もうちょっと今のデッキを煮詰めたら、整理ついでに記事を書こうと思います。

後ウィザーズさん、早く猿とウルザも檻にぶち込んでください。

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