見てきました。
いやー、良かったね。
最初はフルCGとか、悟飯とピッコロが主役とかで、
どんな感じになるのか期待8・不安2くらいだったんですが、
見終わってみれば杞憂でした。普通に面白かった。
以下感想です。
当然ですけど、ネタバレ全開なんで注意。
・ピッコロさんがイキイキしてた
正直、今回の映画の主役はピッコロさんだと見た後では思います。
それくらい活躍してた。
もはやすっかり読者から孫家の一員として扱われているピッコロさんですが、
パンの幼稚園のお迎えをビーデルに頼まれてたり、
悟飯に子供の迎えに行けないくらい研究が大事かぁ? と聞いてる絵面は、
完全に悟空よりお爺ちゃんしてます。
パンの稽古をしてるのもピッコロさんみたいなので、
この調子じゃパンも悟飯並にピッコロさんを慕いそうですね。
というか普通に懐いてて見ててほっこりした。
パンと一つ企んで成功してた時とか、お互い拳を合わせてガッツポーズしてましたからね。
そんなピッコロさんですが、戦力という面では残念なことにすっかり置いてきぼりでした。
ブロリーの時でも、情けないが行っても邪魔になるだけだ みたいな事自分で言ってましたからね。
今回、神龍の力でパワーアップする訳ですが、
個人的にはあら? それやっちゃうの? って感じでした。
求道者なイメージだったピッコロさんは、こういうドーピング的な事は
プライドが許さないみたいな感じだと思ってたんですが。
でもまあ、よく考えりゃあ、
今回の敵は(ピッコロ目線で)手合わせした感じ悟空ベジータ並みの強さ。
仙豆は2粒。
悟飯は碌にトレーニングをしていない。
頼りの悟空とベジータは一向に修行先と連絡が取れない。
そして時間も切羽詰まってる。
マジでピッコロさんがどうにかするしかない状況であり、
ならば守るために、己の信念を捨てて力を得るってのも、
それはそれでカッコいいのでアリですね。
(一応言っとくと、劇中でそんな心理描写はされてないです。
俺が勝手に、ん〜?って思って いやアリだな‥って思ってるだけ)
肝心の強さもブルーには追いついたか、下手すりゃ追い越してんじゃ無いでしょうか。
強いピッコロさんや、面白いピッコロさん見れて、
今回のメイン抜擢には大満足でした。
・今回の敵も良いキャラしてた
今回の敵はこの画像の二人。
ガンマ1号と2号です。
Dr.ゲロの孫である、Dr.ヘドに作られた新しい世代の人造人間です。
予告映像では、彼らのキャラクターがよく分からなかったんですが、
見ていくうちにすぐに、こいつら良いヤツだなってなりました。
そもそも、生みの親のDr.ヘドがスーパーヒーローに憧れてるという時点で
悪党になりえる存在ではなかったんでしょうが。
ピッコロ「パン、ちょっとお芝居してくれ」
パン「うん」
パン「助けてぇーーーー!!!」
2号「貴様ぁ! 子供に手を出すなぁ!」
ピッコロ・パン「 え? 」
この流れは笑った。
次の映画でまた再登場してくんねぇかな。
それぐらいたった1時間ちょいで好きにさせられました。
・ファンには嬉しい演出
見ていくうちに、おっ! と思った演出がいくつかありました。
上記の再現があった時はうおーっとなりましたね。
今回ピッコロさんがパワーアップしたように、悟飯もパワーアップしました。
圧倒的な強さの悟飯が、超サイヤ人2の時みたいですげーカッコよかったですが、
やっぱり締めのあの必殺技が痺れましたね。
ピッコロさんが「かめはめ波でもなんでも良い、ぶっぱなせ」て言ったので、
なんとなくかめはめ波で締めかと思ったら、まさかのね。
ですがこの2人がメインなら、締めの必殺技は確かにアレですよねぇ。
予想を裏切り、期待を上まってくれました。
後は、ピッコロさんの「そういえば、そんなんあったな・・」も、
自分も言われるまで忘れてました。
まあ、あの時一回出てきただけで、確か劇場版とかでも使ってなかったよね?
本人曰く、虚仮威しにすぎないらしいですが、結構戦えてたような。
・とにかく見て損は無いぞ!
とにかく、大満足や。
フルCGに不満がある人もいたようですが、全然気にならなかったぞ。
なんなら手書きよりぬるぬるダイナミックに動いて迫力ありました。
しばらく待てば、家でも見れるようになりますが、
劇場版は、やっぱりダイスクリーンで迫力ある状況で見て欲しい。
ブロリーの時も思いましたが、今回も思いました。
ちなみに、見るならなるべく朝一番で行くとか、夜の終わり頃に行くのお勧めします。
マジで人多かったからな。
こういう情勢だから、長時間密集したくないでしょ。
それでも多いところは埋まるんでしょうが。
もう一度言うけど、ドラゴンボール好きなら見て損は絶対ないぞ!
迷ってたら是非! 見に行ってみてください!