格ゲー、と言うかゲームに詳しい人なら梅原大吾の名を知らない人はいないと思います。
僕もゲーム好きな人間として、ウメハラさんのゲームへの情熱と姿勢には尊敬の念が絶えません。
なので配信とか切り抜きとかよく見るんですが先日こんな切り抜きを見ました。
ウメハラさんの意見は2:00辺りから述べられています。
子供の頃は確かに嫉妬と言う気持ちはあった(イケメンとかお金持ちとか)
けど今はそういうのは無い、というか嫉妬しない技術みたいなものを身につけた、
と仰っています。
動画では引き続きこう語ってくれています。
ウメハラさんは、生まれつき持ってる物に嫉妬したことはないそうです。
(さっき述べた様に、物事の分別がつかない子供の頃は違うと仰っています)
何故かと言うと、俺悪く無いじゃんと。
俺ただ生まれてきただけじゃんと。
一方で、フリーターだった頃、毎日真面目に働いてしっかりとお金を稼ぐ人には
嫉妬の感情を抱いていたことはあったと言っています。
この2つの違いはなんだろうと言うと、自己嫌悪が入ってるかどうかと仰っています。
「お前も出来る事なのに、お前やってないよねって行動で叱られている気がしていた」
と仰っています。
心底成る程なぁと思いました。
僕自身が嫉妬を抱く時というのが正にこれで説明できたからです。
アラブの石油王の息子が凄い贅沢をしてるのを見た時は、
「はえー、すっごい」って感じだったんですが、
知り合いがお金貯めて100万近い物を買ったと聞いた時は
何故か胸がモヤモヤしたのを覚えています。
上の言葉を借りますと、
「お前良い物欲しいって言ってるけど、頑張ってお金貯めようとはしてないよね」
って正に行動で言われていると自分で感じてたわけですね。
で、そんな嫉妬の感情を抱いてしまった時は
「必ず俺が悪い」と思うのをウメハラ氏はオススメしています。
何故なら、自分に嫉妬という感情が発生する時は自分に落ち度があると思った時だからと。
ですが、自分に落ち度がない場合でも、嫉妬は発生しうると続けて仰っています。
動画で出た例えでは、会社の同僚(優劣はほとんど無し、もしくは自分が上)が
上司にゴマするのが上手くて出世みたいな感じです。
これは自分がやったらカッコいい事ではない、ちょっと狡い、でも自分より出世している。
そういう時には、嫉妬という感情を抑えるのはかなり難しい。
「でもそこでも思わなきゃ駄目」と。
ゴマをするのはカッコ悪い、それはしないって決めたのは自分なんだから、
嫉妬してる暇があるなら、自分が決めた自分のやり方で先に行ける様頑張るべき。
そもそもゴマすってる方も別に法律犯してるとかでもない。
あくまで自分の中の自分が決めたルールやポリシーに合ってないだけ。
そういう風に、自分の中の感情を制御できたらもう完璧と仰っています。
これ凄いですよね。
誰に何を言われたのでもなく、自分でこの結論に達して言語化できてるの。
そうそうできる事じゃ無いですよ。やっぱりウメハラなんだよなぁ
後、少し話は逸れますが、動画の最後の方で言ってる
「何故か嫉妬って相手に伝わる」ってのも気をつけなアカンと思いました。
伝われば相手もこっちとは会いたくなくなる、それが続けばどんどん世界も狭くなってく。
まったくもってその通りだと思います。はい。
戒めます。